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GAS初心者の独学におすすめな動画教材3選

GAS初心者の独学におすすめな動画教材3選

「業務を効率化したくて、GASの本を買ってみたのに…」

そう思ってページを開いたものの…

「何ができるのか分からない」
「業務にどう使えばいいのかピンとこない」

と、最初の数ページで手が止まってしまった経験はありませんか?

実はこれ、GASを独学しようとした多くの人がつまずく典型的な落とし穴です。

文法ばかりで実務にどう活かすかが見えなかったり、
情報が断片的で「やりたいこと」に辿り着けなかったり…。
本を読んでも、いざ手を動かす段階でつまずいてしまう方は少なくありません。

でも、安心してください。
GASは、やり方さえ間違えなければ、誰でも使いこなせるようになります。

そこで今回は、GASの独学でよくある3つの挫折理由と、
それを乗り越えるための具体的な学習ステップ、
さらには実践で役立つ動画教材まで一挙にご紹介します。

「もう一度、GASをちゃんと使えるようになりたい」
そう思っているアナタは、ぜひ読み進めてみてください。

目次

GASは独学できない?書籍を買うだけではすぐ挫折してしまう理由

GASは独学できない?書籍を買うだけではすぐ挫折してしまう理由

書籍の内容を読んでもイメージできないからです。

具体的には…

  • 事例が少なく、実務での活かし方が分からない
  • 情報が断片的でやりたいことが実現できない
  • 途中でつまづいても解決方法を自分で調べられない

このように、書籍を読むだけでは何も分からず、途中で挫折してしまいがちです。

1.事例が少なく、実務での活かし方が分からないから

GASの書籍では、簡単な例や文法の解説にとどまりがち。

「スプレッドシートの内容をメールで送る」といったサンプルはあっても、
「じゃあ、これを自社の業務にどう落とし込めばいいの?」
というのが分からないまま終わってしまうことも少なくありません。

結果「これって結局何に使えるの?」と学んだ内容が現場で活かせず、
GASを使うこと自体を諦めてしまうのです。

2.情報が断片的でやりたいことが実現できないから

GASもプログラミングの書籍として出されていることがほとんど。

そのため文法の解説や環境の設定方法など。

そのどれもが基礎的な説明に終始しがちで、
「一連の業務をどう自動化するか」という視点でまとまっていないことも少なくありません。

なので「結局これを実現するには、どれを使えばいいの?」と
分からないまま放置してしまうことがほとんどなのです。

3.途中でつまづいても解決方法を自分で調べられないから

GASでエラーが出たとき、その原因を調べるにも専門的な知識が必要になります。

「この書き方じゃ動かない」「どこを直せばいいか分からない」といった状況になると、
そこから自力で立て直すのは、かなりのハードルです。

そこでエラーが出たまま放置して、結局GASの学習自体をやめてしまう人も少なくありません。

もう挫折しない!初心者がGASを独学で効率良く学ぶ方法

もう挫折しない!初心者がGASを独学で効率良く学ぶ方法

ではどうすれば挫折せず、
独学をやりきれるのでしょうか?

結論、以下のステップに沿って進めることで
最後まで学び切ることができます。

  1. 実際に作れるものを調べて、作るものを1つに絞る
  2. 作りたいものをピックアップして手元に置いておく
  3. 実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ

1.実際に作れるものを調べて、作るものを1つに絞る

何かを成し遂げたいなら、
まずはゴールを決めましょう。

ここでいうゴールというのは作りたいもの、つまり「成果物」です。

例えば、会議室の予約システム・自動集計システムなど。

「今自分が何を必要としていて何を作りたいのか?」

といったことを一度整理してみてください。

もしここで作りたいものを決められないと、
中途半端にあれこれと手を出すだけで、
何も身につかないまま時間を無駄に過ごすだけになってしまうからです。

そこでまずはそもそもなぜ勉強するに至ったのか?
その動機と目的をしっかり定めるようにしましょう。

2.作りたいものをピックアップして手元に置いておく

作りたいものが決まったら、
次は具体的に作るものをイメージして、
参考になるものを手元に持ってくるようにしましょう。

なぜならモノを作った経験がないうちは、
何が作れるのかイメージできるだけの引き出しが頭にないからです。

仮に自分の感情の赴くままに手を動かそうとすると、
目的に沿わないものが仕上がってしまったなんてことになりかねません。

こうしたトラブルを避けるためにも、モノづくりに取り組むなら、
まずは参考となるものを手元に用意するところから始めていきましょう。

3.実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ

作りたいものが決まったら、
早速手を動かしつつ、目的とするものを作っていきます。

分からないところや詰まったところは、
都度調べればOKです。

ここで重要なのは、
最初から完璧を目指さないということ。

「文法を理解できていないから」
「APIを理解できていないから」

このように、理解レベルが到達していないから
モノを作らないという判断をしてはいけません。

あくまで目的は、モノを作り切るということ。

GASを深く理解し、追求することではありません。

モノを作り切って活かすのが本当のゴールなのです。

なので、分からないことは調べながら、
手を動かして実際にモノづくりにチャレンジしてみてください。

それでも理解が怪しいなら、
動画教材を使いましょう。

動画教材では、チャプターごとに分からない箇所に絞って解説してくれるのはもちろん、
文字を目で追う必要がないので、作業の合間でも学べます。

もし書籍でGASを学んでみたけど、
挫折してしまったという経験がある方は、
ぜひ動画教材も合わせて活用してみてください。

GASの独学に役立つおすすめ動画3選

GASの独学に役立つおすすめ動画3選

では実際どういった動画で、
GASを学べば良いのでしょうか?

GASの独学に役立つおすすめ動画を3つご紹介します。

1.GASでできることがまとめて分かる「ビジネスパーソンに贈る業務効率化大全」

Udemy
ビジネスパーソンに贈る業務効率化大全 〜Google Apps Scriptによる業務の自動化〜 Google Apps Scriptを用いてG Suite(Googleフォーム、Googleスプレッドシート、Gmail等)の連携を行い、様々な業務を自動化してみよう。

「今西 航平」様の「ビジネスパーソンに贈る業務効率化大全」です。

講師は、プログラミング教育系YouTuberで、
非エンジニアのためのプログラミングスクールも運営中とのこと。

この講座では、GASを使うことで、そもそもどういったことができるのか?

事例を見ながらGASができることを知ることができます。

何となく業務の効率化をしていきたいけど、
具体的に何ならできるのか分からない…

そういった方にまず見てもらいたい1本となっています。

2.スプレッドシートとの動かし方が分かる「スキル習得講座」

Udemy
GASでスプレッドシートを自由自在に操るためのスキル習得講座【Google Apps Script入門】 GoogleAppsScriptの専門ブログ・Youtubeを運営するGASおじさんが、日本一わかりやすいGASの授業をお届けします!スプレッドシートの各シートから売上を自動集計するプログ...

「GASおじさん」様の「GASでスプレッドシートを自由自在に操るためのスキル習得講座」です。

講師は企業向けにDXコンサルティングしたり、
個人向けにプログラミング教育など。

プログラムを用いた現場の業務改善を担当しているとのこと。

講座は、スプレッドシートとの連携に重きを置いた内容となっており、
どうやってデータの受け渡しをして、GASを動かせば良いのかといったところを丁寧に解説。

これからスプレッドシートに集計したデータを見やすくしていきたいけど、
まとめ方が分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

3.現場でそのまま使える「会議室予約システム開発実践講座」

Udemy
GASでWebアプリ開発!Googleカレンダー連携の超実用的な会議室予約システム開発実践講座 GASおじさんによる日本一わかりやすいGASの授業、第3弾!現場で即活用できる本格的な予約システムをゼロから構築!決済機能付きの高機能Webアプリを開発します。フロントエ...

「GASおじさん」様の「Googleカレンダー連携の超実用的な会議室予約システム開発実践講座」です。

講師は「GASでスプレッドシートを自由自在に操るためのスキル習得講座」と同じ方で、
この講義ではスプレッドシートと他のGoogle系アプリを連携させて、Webアプリを作っていくものとなっています。

現場で使えるシステムをGASで作ってみたいという方は、ぜひチャレンジしてみてください。

毎日のルーチンを自動化。仕事にゆとりを取り戻そう

毎日のルーチンを自動化。仕事にゆとりを取り戻そう

毎朝、同じスプレッドシートを開いてコピーして、
前日のデータを貼り付けて、集計して、メールで共有して…。

こうした繰り返しの作業に、
気づけば1日の大半を取られていませんか?

そういった作業もGoogle Apps Script(GAS)を使えば、自動化できるかもしれません。

たとえば…

  • 決まった時間にスプレッドシートのデータを自動で集計
  • 日報をボタンひとつでGoogleドキュメントに整形&メール送信
  • フォームからの申請を自動で管理表に反映し、Slackへ通知

こうした仕組みをGASで構築すれば、手作業から解放され、
本当に集中すべき仕事に時間を使えるようになります。

無駄なルーチンを減らせば、残業もミスも減り、
心にも時間にもゆとりが生まれます。

「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」に時間を使うために。
今こそ、自動化に一歩踏み出してみませんか?

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この記事を書いた人

「独学空間」公式編集部メンバーが不定期で更新

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