「WEBサイトを作るには、HTMLとCSSを学ぶ必要があると聞いて、
書籍を買ってみたけど、何をやっているかさっぱり分からない…」
このように、HTMLの独学に挫折してしまった経験はありませんか?
お店や活動の宣伝のため、
自分のWEBサイトを立ち上げたいと息込んで、
とりあえず手近な書籍を手に取ったものの、
書かれている内容はそのどれもがチンプンカンプンで頭に入らないものばかり。
これでは新商品のキャンペーンや告知をするために
必要なページの更新ができません。
ただちょっとした更新でも外注に頼むと費用がかさむし、
自分でやるには知識が足りない…。
そこでWEBサイトの更新は自分でできるようにしたいという方に向けて、
HTML初心者の独学におすすめな動画教材を3つご紹介します。
もしHTMLを使って、WEBサイトを作りたい・更新したいと考えている方は、
ぜひチェックしてみてください。
HTMLは独学できない?書籍を買うだけではすぐ挫折してしまう理由

内容を読んでも完成イメージが思い浮かばないからです。
具体的には…
- 専門用語ばかりで、何を作れるのかが分からない
- 事例が古くて、現代風のサイトが作れない
- 途中でつまづいても解決方法を自分で調べられない
このように、書籍を読むだけでは、概要の理解が追いつかず挫折してしまいがちです。
1.専門用語ばかりで、何を作れるのかが分からないから
「HTML専門の書籍なら、きっと詳しく解説されているはず…」と
これからHTMLを学んでいく方はそう考えることでしょう。
実際HTMLの基本から、
WEBサイトを作る上で必要な書き方まで一通り学べるのは確かです。
ただ市販の書籍は、学校の教科書のように
説明が丁寧なものばかりではありません。
「タグ」「要素」「属性」など専門用語が並べられるだけで、
「実際これをどうやって使うのか?」
「何をすれば自分の思い通りにWEBサイトを作れるのか?」
というところまで解説されておらず、
結果、何をすれば良いのかイメージできないまま挫折してしまうなんてことがほとんどです。
2.事例が古くて、現代風のサイトが作れないから
実はWEBサイトを作るのに使うHTML・CSSといった言語も、
定期的なルール変更が行われています。
例えば、HTML5が今主流ですが、
HTML4からバージョンがアップデートされたことで、
約30個近くのタグが入れ替わりで増えたり減ったりしています。
なので書籍片手に、HTMLでWEBサイトを作ってみようにも、
本の内容の通りに画面が表示されず、
想定したものと違ったものが出来上がってしまうなんてことも少なくありません。
3.途中でつまづいても解決方法を自分で調べられないから
書籍通りにやっても思ったものが仕上がらず、自分でどうにかしようとしても、
そもそも何で思った通りのものにならないのか原因が分からず、
途方に暮れてしまうなんてことも…。
このように、書籍を読んで分かった気になっても、
結局何もできず諦めてしまうことがほとんどです。
もう挫折しない!初心者がHTMLを独学で効率良く学ぶ方法

ではどうすれば挫折せず、
独学をやりきれるのでしょうか?
結論、以下のステップに沿って進めることで
最後まで学び切ることができます。
- 実際に作れるものを調べて、作るものを1つに絞る
- 作りたいものをピックアップして手元に置いておく
- 実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ
1.実際に作れるものを調べて、作るものを1つに絞る
何かを成し遂げたいなら、
まずはゴールを決めましょう。
ここでいうゴールというのは作りたいもの、つまり「成果物」です。
例えば、WEBサイト・スマホアプリ・お店のキャンペーンページなど。
「今自分が何を必要としていて何を作りたいのか?」
といったことを一度整理してみてください。
もしここで作りたいものを決められないと、
中途半端にあれこれと手を出すだけで、
何も身につかないまま時間を無駄に過ごすだけになってしまうからです。
そこでまずはそもそもなぜ勉強するに至ったのか?
その動機と目的をしっかり定めるようにしましょう。
2.作りたいものをピックアップして手元に置いておく
作りたいものが決まったら、
次は具体的に作るものをイメージして、
参考になるものを手元に持ってくるようにしましょう。
なぜならモノを作った経験がないうちは、
どうやったら何が作れるのか
イメージできるだけの引き出しが頭にないからです。
仮に自分の感情の赴くままに手を動かそうとすると、
目的に沿わないものが仕上がってしまったなんてことになりかねません。
こうしたトラブルを避けるためにも、モノづくりに取り組むなら、
まずは参考となるものを手元に用意するところから始めていきましょう。
3.実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ
作るものと作りたいものが決まったら、
早速手を動かしつつ、目的とするものを作っていきます。
分からないところや詰まったところは、
都度調べればOKです。
ここで重要なのは、
最初から完璧を目指さないということ。
「HTMLを理解していないから」
「タグの意味を理解できていないから」
このように、理解レベルが到達していないから
モノを作らないという判断をしてはいけません。
あくまで目的は、モノを作り切るということ。
HTMLを深く理解し、追求することではありません。
モノを作り切って活かすのが本当のゴールなのです。
なので、分からないことは調べながら、
手を動かして実際にモノづくりにチャレンジしてみてください。
それでも理解が怪しいなら、動画教材を使いましょう。
動画教材では、チャプターごとに分からない箇所に絞って解説してくれるのはもちろん、
文字を目で追う必要がないので、作業の合間でも学べます。
もし書籍でHTMLを学んでみたけど、
挫折してしまったという経験がある方は、
ぜひ動画教材も合わせて活用してみてください。
HTMLの独学に役立つおすすめ動画3選

では実際どういった動画で、
HTMLを学べば良いのでしょうか?
HTMLの独学に役立つおすすめ動画を3つご紹介します。
1.体系的にざっくり学べる「ちゃんと学ぶ、HTML/CSS + JavaScript」

たにぐち まこと様の「ちゃんと学ぶ、HTML/CSS + JavaScript」講座です。
小学生からプログラミングに親しみ、
Web制作会社を経営されている現役のエンジニア経営者の方の講義になります。
基本的な用語解説はもちろん、
実際にモノを作りながら解説してくれるので、
理論や座学だとどうしても挫折してしまうって方でも取っ付きやすい内容となっています。
セクションごとにテーマが決まっているので、
学びたいものの優先度を決めて自由に視聴が可能。
もし大まかな流れから理解していきたいなら、
ぜひ一度覗いてみてください。
2.ちょっと理解するなら「WEBサイトが編集できる基礎知識が身につく実践型講座」

中島 忠博様の「WEBサイトが編集できる基礎知識が身につく実践型講座」です。
広告代理店のプロモーションセクションで30年以上企画からデザインを担当し、
現在はデザイン会社も経営されている方の講義となります。
WEBサイトの編集をやるよう頼まれてしまったという方でも、
学びやすいようステップバイステップでの解説から、
ここだけは抑えておきたいといった主要タグの説明までされている模様。
ガッツリWEBサイトの仕事をやるわけではないけど、
仕事でWEBサイトの更新を頼まれてしまったという方にはおすすめの1本です。
3.ニッチなHTMLの書き方まで詳しく学べる「まるごとどっぷりHTML」

中島 俊治様の「まるごとどっぷりHTML」講座です。
ネットベンチャー企業での勤務経験を経て、
現在は大学でHTML5を教える立場を担っているとのこと。
講座に関しては、要素ごとにガッツリHTMLの使い方について解説している模様。
ざっくりHTMLがどういうものか理解できたけど、
もっとスマートなコードを書けるようになりたい、
正しくHTMLを学んでいきたいという方はぜひチェックしてみてください。
WEBサイトをカスタマイズして、自分の活動を外へアピールしよう

自分でサイトを調整できるようになれば、
新商品の告知やサービス紹介も、外注に頼らずサクッと更新できます。
その第一歩として、まずは気になる動画講座から始めてみてください。
HTMLがわからなくても大丈夫。
あなたのペースで学べる教材が、きっとここにあります。