「水彩イラストを独学で習得したい!」と思って書籍を買ったものの、
なかなか思うように描けず途中で挫折してしまった経験はありませんか?
それはもしかしたら、書籍だけでは
仕上がりのイメージが湧いておらず、
悩んでしまうのが原因かもしれません。
そこで今回は、水彩イラストの描き方を
独学で学べるおすすめの動画講座を3つご紹介します。
書籍で水彩イラストの独学を諦めてしまったという方は、
ぜひ今回紹介する講座をチェックしてみてください。
水彩イラストは独学できない?書籍を買うだけではすぐ挫折してしまう理由

書籍だけでは、仕上がりのイメージがつかないからです。
具体的には…
- 筆遣いや色の混ぜ方が理解しづらい
- 水彩ならではのにじみやぼかしは動画でないと掴みづらい
- 書籍のテクニックが古く、最新の表現方法に対応していない
このように、書籍を読むだけでは何も分からず、途中で挫折してしまいがちです。
1.筆遣いや色の混ぜ方が理解しづらいから
水彩は筆の動かし方・水の量・絵の具の混ぜ方で、
仕上がりが大きく変わります。
書籍の写真や文字説明だけだと「どのくらい水を含ませればいいのか?」
「どんな角度で筆を動かせば自然なぼかしが出るのか?」がなかなか分かりません。
そのため何度も思った通りに上手くいかず
「自分には水彩イラストは向いていないのかも…」と感じて、挫折してしまうことがほとんどです。
2.水彩ならではのにじみやぼかしは動画でないと掴みづらいから
水彩独特のにじみやぼかし表現は、
水の動きや筆の動かし方によって繊細に変わります。
静止画の書籍では、その動きまでは見ることができず、
どうやったら、あのふんわり感を作れるのか理解しづらいのが現実です。
ただ動画なら、実際の筆の動きや水の流れを目で追いながら
繰り返し練習できるため、感覚が掴みやすくなります。
3.書籍のテクニックが古く、最新の表現方法に対応していないから
水彩イラストは技法やトレンドが常に進化していますが、
出版される書籍は内容が古くなりやすいです。
例えば、デジタル水彩やハイブリッド技法など
新しい表現方法は書籍にはあまり載っていません。
その結果、古い方法ばかりを練習してしまい、
今の時代の表現方法に合わず「上手くなった気がしない」と
途中で挫折してしまうことも少なくありません。
もう挫折しない!初心者が水彩イラストを独学で効率良く学ぶ方法

ではどうすれば挫折せず、
独学をやりきれるのでしょうか?
結論、以下のステップに沿って進めることで
最後まで学び切ることができます。
- 描きたいテーマを決める
- 参考になる作品や動画を手元に置いて真似してみる
- 実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ
1.描きたいテーマを決める
まずは「どんなイラストを描きたいか」をはっきり決めましょう。
テーマが定まると学習の方向性が明確になり、
必要な技術やテクニックも絞り込めます。
例えば「風景画」「花のイラスト」「動物」など、
具体的に決めることで目標ができ、モチベーションも続きやすくなります。
2.参考になる作品や動画を手元に置いて真似してみる
描くものが決まったら、描きたいテーマに近い完成作品や制作過程の動画を集めておきましょう。
身近に完成例を用意することで「理想の完成形」を常に意識でき、
具体的な作業のイメージも掴みやすくなります。
また参考例を観察することで、何をどう作ればいいかのヒントが得られるだけでなく、
つまずきやすいポイントに気づくきっかけにもなります。
なのでもし自分が作ったものの仕上がりに納得できない時は、
自分に今何が足りていないのかをプロの作品から分析して、
自分の技術に落とし込めるようにしましょう。
3.実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ
水彩イラストを描く技術は、座学や動画を観るだけでは身につきません。
何より大切なのは、実際に手を動かしてモノを作ってみること。
制作を進める中で「ここはどう表現するのか?」「このぼかしはどう実現すればいいのか?」と
疑問が出てくるのは当然のことです。
そんなときは、すぐに動画教材やチュートリアルを活用しましょう。
動画なら実際の描き方をリアルタイムで確認できるため、理解が格段に深まります。
このように、もし書籍で煮詰まってしまったなら、学習のやり方も見直してみてください。
水彩イラストの独学に役立つおすすめ動画3選

では実際どういった動画で、
水彩イラストの描き方を学べば良いのでしょうか?
水彩イラストの独学に役立つおすすめ動画を3つご紹介します。
1.画材選びのコツから水彩の基本まで学べる「今日から始める!アナログ透明水彩イラスト」
イラストレーター 七神マナ様の「今日から始める!アナログ透明水彩イラスト」講座です。
講師を務めるのは成人向け読み切り漫画・
最近ではVTuberモデルの制作も請け負っている現役のイラストレーター。
講座は、透明水彩の魅力を活かしたキャラクターイラストの描き方を公開。
初心者でも挑戦できるよう、画材選びや水彩の基本技術
「エッジ」「ぼかし」「グラデーション」といった
水彩ならではの基本的な表現技法を実演を通して解説しています。
基本から水彩イラストを学びたいという方は、
ぜひチェックしてみてください。
2.アナログ風な透明水彩イラストを描ける「暖かさに満ちた色合いで表現するデジタルイラスト」
イラストレーター ユ・ボラ様の「暖かさに満ちた色合いで表現するデジタルイラスト」講座です。
講師を務めるのは、数々のポップアップストアやアートワークを手掛けてきた
現役のイラストレーター。
講座は、絵の全体的な雰囲気を形作るストーリーテリング企画法をはじめ、
手描き特有の暖かくヴィンテージ感のある水彩&色鉛筆2つの特徴を
コンピュータグラフィックスで表現する
イラストレーターのドローイングノウハウを学ぶことができます。
ストーリーを通してイラストを描いていきたいという方は、
ぜひ参考にしてみてください。
3.デジタル水彩技術を基礎から学べる「透明感を極める“手描き風”デジタル水彩術」
イラストレーター 加藤アカツキ様の「透明感を極める“手描き風”デジタル水彩術」講座です。
講師を務めるのは「心霊探偵八雲」「ぼくらの七日間戦争」シリーズを
手掛けてきた現役のイラストレーター。
講座は「デジタル水彩」の技術を伝授。
水彩画のリアルな質感をCLIP STUDIO PAINTで再現し、
水彩ならではの透明感やにじみの魅力を表現します。
デジタルで水彩を再現する技術を身につけていきたいという方は、
ぜひ当講座で水彩技術を学んでみてください。
感性豊かな水彩イラストを学んで、自己表現の幅を広げよう

水彩イラストは、書籍だけの独学だと筆遣いやにじみの感覚が掴みづらく、
挫折してしまう方がとても多いのが現実です。
でも、だからこそ動画で動きを見て、実際に手を動かしながら学ぶことが何よりも大切。
今回ご紹介した動画講座は、初心者でも具体的な技術や
表現方法をリアルタイムで理解できる内容ばかりです。
描きたいテーマを決め、参考例を手元に置き、
わからないポイントは動画で解決しながら実践すれば、
あなたも確実にステップアップし、感性豊かな水彩イラストを描けるようになります。
ぜひ今すぐ動画での学習を始めて、
自分だけの色彩豊かな世界を表現してみませんか?