AIを活用した開発が注目される中、
Cursorは「プロンプトを書くだけでコード補完や自動生成ができる」
革新的なエディタとして人気を集めています。
しかし独学で始めると「どのようにプロンプトを書けばいいのか分からない」
「実際の開発にどう活かせばいいのかイメージできない」と
挫折してしまうケースも多いのが実情です。
そこで今回はCursor初心者の独学におすすめな動画教材を3つご紹介します。
動画を活用して効率良く学んでいきたいという方は、
ぜひ参考にしてみてください。
Cursorは独学できない?書籍を買うだけではすぐ挫折してしまう理由

書籍だけでは、仕上がりのイメージがつかないからです。
具体的には…
- 基本的な操作方法の説明しか載っていない
- 事例となるプロンプトの情報も古い
- 実務でどう活かせるのかイメージできない
このように、書籍を読むだけでは何も分からず、途中で挫折してしまいがちです。
1.基本的な操作方法の説明しか載っていないから
書籍にあるのは「アカウント登録の仕方」や「画面の使い方」といった表面的な内容が中心。
プロンプトの書き方はもちろん、具体的にどういう場面で役立つのか。
目的や用途の説明がないということも少なくありません。
2.事例となるプロンプトの情報も古いから
Cursorはアップデートが早く、
数か月で情報が移り変わります。
従来の仕組みが大きく変わるといったことは決して多くないものの、
プロンプトの書き方や構成のベストプラクティスは常に研究されているため、
出版する頃にはすでに書籍の情報が過去のものになっていたなんてことも珍しくありません。
3.実務でどう活かせるのかイメージできないから
Cursorに限らずですが、
使う側はCursorをどう導入すれば良いのか
いかに便利かといった議論にばかり終始してしまいがち。
なので「Cursorを使って〇〇を作りたい」といった
具体的な使い道を見出せないまま大して使い方も覚えられず、
使うこと自体を諦めてしまうなんてことがほとんどです。
もう挫折しない!初心者がCursorを独学で効率良く学ぶ方法

ではどうすれば挫折せず、
独学をやりきれるのでしょうか?
結論、以下のステップに沿って進めることで
最後まで学び切ることができます。
- 実際に何が作れるのかを調べて、利用目的を決める
- 作りたいものをピックアップして手元に置いておく
- 実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ
1.実際に何が作れるのかを調べて、利用目的を決める
まずはCursorでどんなことができるのかを知りましょう。
例えばプログラミングのコーディング補助で使ったり、
アプリのモック作成で使うなど。
「これを仕事に活かしたい」「趣味でこう使いたい」と
利用目的を定めましょう。
このように目標を決めることで、
どのような知識が必要なのか、
学習のゴールを設定できることに繋がります。
2.作りたいものをピックアップして手元に置いておく
利用目的が決まったら、作りたいものの完成例をいくつか集めておきましょう。
これを作りたい・こうやりたいというイメージが具体的であればあるほど、
自分の中のイメージがブレず、プロンプト設計にも迷いません。
目指す完成形を見ながら、
自分のプロンプトを適宜調整していきましょう。
3.実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ
準備ができたら、早速手を動かして実際に作ってみましょう。
途中でつまずいたら、その都度動画教材やチュートリアルで確認すればOK。
とくにプロンプトの工夫や拡張機能の使い方などは、
使いながら調べ進めないと理解しづらい部分も多いので、
実例を見て作りながら、詰まったら必要な部分だけ動画を見て解決するように努めましょう。
Cursorの独学に役立つおすすめ動画3選

では実際どういった動画で、
Cursorを学べば良いのでしょうか?
Cursorの独学に役立つおすすめ動画を3つご紹介します。
1.導入設定から丁寧に学べる「はじめてのCursor使い方入門」

中村 祐太様の「はじめてのCursor使い方入門」講座です。
講師を務めるのは、エンジニア歴10年以上の現役の技術者。
講座はこれからCursorを初めて触るプログラミング初心者や、
生成AIを開発に取り入れたいエンジニアに向けた入門講座です。
本編ではCursorの基礎をゼロから学び、
タスク管理アプリを自力で開発する能力を身につけます。
初めてAIを使って開発をしていく方は、
最初に見るべき1本となっています。
2.導入からプロンプトテクニックまで学べる「AIネイティブ開発実演解説」

吉田 智哉様の「AIネイティブ開発実演解説」講座です。
講師を務めるのは、未経験から
即戦力になるエンジニアへの転職支援もしている現役フルスタックエンジニア。
講座は、AIエディタのCursorやGitHub Copilotの使い方を学んでいける内容となっており、
本編ではプロンプトの書き方についても解説しています。
もっと開発に使えるプロンプトの書き方も覚えていきたいという方には、
おすすめしたい1本です。
3.AIを使った開発が実践で学べる「0→1開発入門講座」

石田 彰吾様の「0→1開発入門講座」です。
講師を務めるのは、ソフトウェア開発7年越えのフリーランスのWEBエンジニア。
講座はCursorを活用して、AI駆動のシステム開発を0から
リリースまで体験できるものとなっています。
AIの基本的な使い方はもちろん、
実務でも使う設計書の作り方まで網羅的に解説しています。
今後AIを使って実務で本格開発していきたいという方は、
ぜひ参考にしてみましょう。
Cursorを効率よく学んで、開発スピードもキャリアも一気に加速させよう

書籍だけではつまずきやすいCursorの学習も、
動画教材を活用すれば、手を動かしながら進め方を学べるので挫折しません。
基礎からプロンプトの応用テクニック、
さらにAIを使った実際の開発プロセスまで、
体系的に学ぶことで知識として知っているだけではなく
自分で使えるスキルへと変えることができます。
また使いこなせれば、従来の開発スピードが飛躍的に向上し、
エンジニアとしての市場価値やキャリアの幅も大きく広がっていくことは間違いありません。
ぜひ今回ご紹介した教材も使って、
Cursorをあなたのキャリアで役立ててみてください。

