「ChatGPTを独学で学んでみよう」と思い、書籍を手に取ったものの、
最初の数ページで止まってしまったり、途中で挫折してしまった経験はありませんか?
会社の方針でChatGPTを今後業務で使っていくと決まっても、
具体的にどういった場面で使えるのか、また本当に業務で活かせるのか。
事例も少なく、業務での活かし方に悩んでいるという方も少なくありません。
何より情報も多く、具体的にどういったものを
参考にして学べば良いかも分からなくて悩んでいる方も多いはず。
そこで今回は、ChatGPT初心者の独学におすすめな動画教材を3つご紹介します。
今後AIを業務でも積極的に使っていきたいと考えている方は、
ぜひ参考にしてみてください。
ChatGPTは独学できない?書籍を買うだけではすぐ挫折してしまう理由

書籍だけでは、仕上がりのイメージがつかないからです。
具体的には…
- 基本的な操作方法の説明しか載っていない
- モデルのバージョンや事例となるプロンプトの情報も古い
- 実務でどう活かせるのかイメージできない
このように、書籍を読むだけでは何も分からず、途中で挫折してしまいがちです。
1.基本的な操作方法の説明しか載っていないから
書籍にあるのは「アカウント登録の仕方」や「画面の使い方」といった表面的な内容が中心。
プロンプトの書き方はもちろん、具体的にどういう場面で役立つのか。
目的や用途の説明がないということも少なくありません。
2.モデルのバージョンや事例となるプロンプトの情報も古いから
ChatGPTはアップデートが早く、
数か月で情報が移り変わります。
実際2024年12月には12日間連続で新機能が連続リリースしたこともあるほど。
従来の仕組みが大きく変わるといったことは決して多くないものの、
どういったプロンプトの書き方が最適なのかといったことは常に研究されているため、
書籍が出版する頃にはすでに過去の情報になっていたなんてことも珍しくありません。
3.実務でどう活かせるのかイメージできないから
ChatGPTに限らずですが、
使う側はプロンプトの書き方やChatGPTを
どう導入すれば良いかといった議論にばかり終始してしまいがち。
なので「会議の議事録を効率化したい」「営業メールを短時間で作りたい」といった
具体的な使い道に落とし込めないまま終わってしまって、
結果大して使い方を覚えないまま挫折してしまうなんてことがほとんどです。
もう挫折しない!初心者がChatGPTを独学で効率良く学ぶ方法

ではどうすれば挫折せず、
独学をやりきれるのでしょうか?
結論、以下のステップに沿って進めることで
最後まで学び切ることができます。
- 実際に何が作れるのかを調べて、利用目的を決める
- 作りたいものをピックアップして手元に置いておく
- 実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ
1.実際に何が作れるのかを調べて、利用目的を決める
まずはChatGPTでどんなことができるのかを知りましょう。
例えば、文章作成・データ整理・
プログラミングのコーディング補助・企画の案出しなど。
「これを仕事に活かしたい」「趣味でこう使いたい」と
利用目的を定めましょう。
このように目標を決めることで、
どのような知識が必要なのか、
学習のゴールを設定できることに繋がります。
2.作りたいものをピックアップして手元に置いておく
利用目的が決まったら、作りたいものの完成例をいくつか集めておきましょう。
これを作りたい・こうやりたいというイメージが具体的であればあるほど、
自分の中のイメージがブレず、プロンプト設計にも迷いません。
目指す完成形を見ながら、
自分のプロンプトを適宜調整していきましょう。
3.実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ
準備ができたら、早速手を動かして実際に作ってみましょう。
途中でつまずいたら、その都度動画教材やチュートリアルで確認すればOK。
とくにプロンプトの工夫や拡張機能の使い方などは、
使いながら調べ進めないと理解しづらい部分も多いので、
実例を見て作りながら、詰まったら必要な部分だけ動画を見て解決するように努めましょう。
ChatGPTの独学に役立つおすすめ動画3選

では実際どういった動画で、
ChatGPTを学べば良いのでしょうか?
ChatGPTの独学に役立つおすすめ動画を3つご紹介します。
1.ChatGPTで何ができるかが分かる「ビジネスパーソンのためのChatGPTズボラ仕事術」
前田塁 (ルイス前田)様の「ビジネスパーソンのためのChatGPTズボラ仕事術」講座です。
講師を務めるのは起業家・フリーランスとして
12年間デジタルマーケティングやWebメディア運営の仕事を行なってきている現役の起業家。
講座は仕事のどういった場面でChatGPTが扱えるのかといったことに絞って解説。
チャプターも目的別にプロンプトの作り方をそれぞれ解説しているので、
気になった方はぜひ一度覗いてみてください。
2.思いのままにChatGPTを使いこなすための「プロンプトマスター講座」
Inakatsu いなかつ様の「プロンプトマスター講座」です。
講師を務めるのは17年以上の実務経験を持つシステムエンジニア・
プログラマー・プログラミング講師として活躍するIT/AIの専門家。
講座は、タスク別に最適化した具体的プロンプトの実例が学べる内容となっています。
ChatGPTの使い方はなんとなく分かったけど、
どういった指示を出せば自分の思い通りのものを出力できるのかと悩んでいる方は、
ぜひ動画を参考にしてみてください。
3.自分だけのBOTを作れる「0から始めるGPTs活用マスター講座」
Hiroya Iizuka様の「0から始めるGPTs活用マスター講座」です。
講師を務めるのは、ChatGPTやITツールを用いた業務効率化の専門家として
活動している現役のデジタルクリエイター。
講座はChatGPTのオリジナルBOTが作れるGPTs開発の方法について解説しています。
定期的に使うプロンプトをツール化しておきたいと考えている方は、
ぜひ本講座を使ってGPTs開発にチャレンジしてみてください。
ChatGPTを味方につけて、仕事も学習も効率化しよう

ChatGPTはただの便利ツールではなく、
使い方次第で仕事も学習も大きく効率化できる相棒です。
しかし「なんとなく触ってみる」だけでは、挫折してしまう可能性が高いのも事実。
だからこそ、目的を定め、実際に成果物を作りながら学び、
必要に応じて動画教材で理解を補強するのが重要です。
AIを業務に活かしていきたいけど、
どのように使っていけば良いか分からないと悩んでいる方は、
ぜひ今回の記事を参考にChatGPTを業務でも使いこなしていきましょう。