「Stable Diffusionを使ってみたいけど、どこから手をつければいいのか分からない…」
そんな悩みを抱えていませんか？
画像生成AIとして注目を集めているStable Diffusionですが、
書籍を読んだだけでは環境構築の違いやプロンプトの感覚的な部分が分かりづらく、
「思ったように動かせない」「理想の絵が出てこない」と、挫折してしまう方も少なくありません。
とはいえ、動画教材をうまく活用すれば、
初心者でもスムーズに画像生成を始めることができます。
そこで今回はStable Diffusion初心者でも安心して、
学べるおすすめの動画教材を3つ厳選してご紹介します。
「画像生成に興味があるけど、挫折したくない」
「まずは楽しく使えるようになりたい」
そんな方は、ぜひ参考にしてみてください。
Stable Diffusionは独学できない？書籍を買うだけではすぐ挫折してしまう理由
書籍だけでは、仕上がりのイメージがつかないからです。
具体的には…
- 環境の変化が早すぎて書籍に載っていない
- プロンプトの書き方が感覚的すぎて理解しにくい
- 途中でつまづいても解決方法を自分で調べられない
このように、書籍を読むだけでは何も分からず、途中で挫折してしまいがちです。
1.環境の変化が早すぎて書籍に載っていないから
Stable Diffusionは、日々アップデートや新機能の追加が行われる進化のスピードが非常に早い技術。
数ヶ月前にリリースされた情報でもすでに古くなっていることが多く、
書籍を見ながら手順通りに進めても
「ボタンがない」「モデルがもう使えない」といった問題にぶつかりがち。
とくにWebUIや拡張機能（LoRA・ControlNetなど）はアップデートの頻度が高く、
書籍の情報が最新版に追いついていないなんてことも少なくありません。
なので「古い情報に引っ張られて、時間だけ無駄にしてしまう」という落とし穴に陥りやすいのです。
2.プロンプトの書き方が感覚的すぎて理解しにくいから
画像を生成するために必要な「プロンプト（指示文）」は、
型があるようで実は自由度が高く、初心者には理解しづらいのが難点です。
同じものを表現しようにも使う単語の種類や並べる順番が結果を大きく左右するので、
「何がどのように効いているのか？」を正しく理解する必要があります。
ただ書籍だけでは基本的な構文の解説しか載っていないことが多く、
どう調整すれば理想の絵に近づけるかという実践的な知識が身につきづらいのが現状です。
3.途中でつまづいても解決方法を自分で調べられないから
生成された画像に問題があっても、
何が原因なのかが分からなければ対処のしようがありません。
「顔が崩れる」「手が多い」「背景が変になる」といったトラブルはよくあっても、
調べる際に使う用語が思いつかなかったり、
設定の修正方法までは、なかなか見つけらないことも…。
このように、少しのエラーや違和感で進めなくなり、
学習を断念してしまうケースも少なくありません。
もう挫折しない！初心者がStable Diffusionを独学で効率良く学ぶ方法
ではどうすれば挫折せず、
独学をやりきれるのでしょうか？
結論、以下のステップに沿って進めることで
最後まで学び切ることができます。
- 実際に作れるものを調べて、テーマを1つに絞る
- 作りたいものをピックアップして手元に置いておく
- 実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ
1.実際に作れるものを調べて、テーマを1つに絞る
まずはStable Diffusionでどんなものが作れるのかを知ることから始めましょう。
人物イラスト・風景・商品画像・アニメ風キャラなど、
最初は自分の目的に合ったテーマを1つに絞って使い進めるのがコツです。
あれこれ手を出すよりも「美少女キャラを作れるようになる」といった明確なゴールを持つことで、
学ぶべき操作やプロンプトを理解しやすくなり、成長も早くなります。
2.作りたいものをピックアップして手元に置いておく
目指すイメージが決まったら、参考にしたい画像や生成例をいくつか集めておきましょう。
Civitai・Pinterest・X（旧Twitter）などで「これ好き！」と思った画像を保存しておけば、
自分の中のイメージがブレず、プロンプト設計にも迷いません。
実際の制作では「目指す完成形」を見ながら
自分のプロンプトを適宜調整していくので、手元に比較対象は常に置いておきましょう。
3.実際にモノを作りながら、分からないところは動画で学ぶ
準備ができたら、早速手を動かして実際に作ってみましょう。
途中でつまずいたら、その都度動画教材やチュートリアルで確認すればOK。
とくにプロンプトの工夫や拡張機能の使い方などは、
使いながら調べ進めないと理解しづらい部分も多いので、
実例を見て作りながら、詰まったら必要な部分だけ動画で解決するようにしましょう。
Stable Diffusionの独学に役立つおすすめ動画3選
では実際どういった動画で、
Stable Diffusionを学べば良いのでしょうか？
Stable Diffusionの独学に役立つおすすめ動画を3つご紹介します。
1.AI画像作成を始めるなら「超入門：Stable Diffusionではじめる画像生成AI」
「生成AIクリエイティブ AICU」様の「超入門：Stable Diffusionではじめる画像生成AI」講座です。
講師を務めるのはデジタルハリウッド大学大学院 特任教授としても活躍し、
数多くのStable Diffusion関連の著書も手掛けているホワイトハッカー作家。
この講座ではStable Diffusionを活かした画像生成のやり方について、
初学者向けに解説しています。
これからAIを実務で取り入れていきたいけど、
どうやって反映していけば良いか分からなくて悩んでいるという方におすすめな講座です。
2.要素に合わせたプロンプトの作り方を実例から学べる「2Dから実写まで例題で学ぶMidjourney&Stable Diffusion」
「クリエイティブディレクター イ・ヨンウン」様の「2Dから実写まで例題で学ぶMidjourney&Stable Diffusion」講座です。
講師を務めるのはMMORPGのコンセプトデザインや
アートディレクションを手掛けてきたFacebookグループのAIクリエイター。
この講座では「Midjourney」と「Stable Diffusion」のツールを駆使して、
生成AIの鬼門ともいえるControlNetの使い方・LoRAの学習法などを解説。
生成AIを使い始めたけど、もっと自由にイラストを出力できるようにしていきたいという方は、
ぜひチェックしてみてください。
3.プロンプトを活かした映像制作が学べる「MidjourneyとStable Diffusionで作るハイクオリティ映像」
「プロンプトエンジニア キム・ジンソン」様の「MidjourneyとStable Diffusionで作るハイクオリティ映像」講座です。
講師を務めるのは3Dモーションデザインと
映像制作の多数の実績を持つ現役プロンプトエンジニア。
この講座では生成AIとBlenderを駆使して、
ハイクオリティなモーショングラフィックスを作っていきます。
自分の映像制作に今後AIを取り入れていきたいと考えている方は、
ぜひ一度覗いてみてください。
気になった動画を1つ開いて、今日から画像生成を始めよう
気になった動画をひとつ開いてみるだけで、
あなたの画像生成ライフは今日から始められます。
難しそうに感じるかもしれませんが、最初の一歩はとてもシンプル。
専門知識や高性能なPCがなくても、
今はツールも学習コンテンツも充実している時代です。
まずは直感で「これ面白そう」と思える動画を再生してみてください。
再生ボタンを押すだけで、
複雑に見えていた画像生成の世界が、グッと身近に感じられるはずです。
知識ゼロでも問題ありません。
興味を持ったときが、新しいことを始めるベストタイミングです。
気になった今この瞬間が、あなたの創作のスタート地点になります。
気になる1本を選んで、ぜひ画像生成の扉を開いてみてください。
